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社長、どのように対処されますか?(メルマガ掲載記事より)

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今回の経営者や人事担当者の方への

「労務管理や人材育成・ビジネススキルに関する1分セミナー」は、

前回の「日ごろから社員の顔をしっかり見てコミュニケーションを

とることが企業のメンタルヘルスの取り組みになる」というテーマの

続きで「実際にうつになりそうな社員がいた時に最初に管理者として

どのような対応を取るべきか」がテーマです。

まず、どうも社員の様子がおかしい(前回記載したうつの兆候が

見られる)といった場合、まず経営者の方が一番に取り組むことは

その部下との1対1の面接です。

そこでどのように部下に言葉を掛けていくかといいますと、

「最近、調子悪そうだけど大丈夫か?」

「何か精神的に参っているようなことはないか?」

といったストレートな質問を投げかけてもまず本当の回答は

得られないかと思います。

同僚から同じような質問をぶつけられた場合素直に答えることは

あるかもしれませんが上司(例えば企業のトップ)からそのような

質問を投げかけられても部下からすればその回答によって自分に

対する評価が「精神的に弱い、自己管理ができてない」といった

マイナスの評価に取られてしまうと考えるのでなかなか本音を

伝えることは難しいのです。

そこで質問の中身に以下の3つポイントを盛り込みます。

まず、質問の内容を精神的な問題や体調に焦点を当てる

のではなく、業務上の問題点に焦点を当ててアプローチします。

次に、企業の為ではなくあくまで部下の体を心配しているから

聞いているんだという意思表示を見せて部下を安心させます。

そして上記のようなYES・NOの回答でしか回答できない

クローズドクエスチョンではなく、「どうしたの?」

「何に困っているのか?」といった、部下が話しやすいような

オープンクエスチョンを心掛けることが必要です。

例えば、「最近、OOといったミスがいくつか続いているようだね

(業務上の問題点に焦点を当てる)

「君らしくないから心配してるんだけど(心配していることの意思表示)

「仕事はどう?何か具体的に困っていることはない?」

(オープンクエスチョン)

という流れになります。

ここで使ってはいけないNGワードもご紹介します。

それは、

「甘えてるんじゃない!」

「大変なのはお前だけじゃない!」

といった言葉です。精神的に参っている時に上記のような言葉は

部下をさらに追い詰めることになり、さらにプレッシャーをかけることになります。

本音を聞き出すことは到底無理です。

それでは何て声掛ければいいんだ!と声が聞こえてきそうですが、

まずは、「君なりによく頑張ってくれていることは分かっている」と

評価した上でこちらの考えや主張を伝える前に徹底的に聴くことに

集中することです。

以上の方法で面接を行ってください。一度の面接ではなかなか

本音を話さない社員でも、他の同僚社員からの観察報告や自分に

本音を言わないのなら他の社員に同様のヒアリングを頼むことで

原因(職場内、外での人間関係、仕事の量や責任等プライベートの問題)

を追究することができ、早期に対策を取ることができます。

実際にうつ病などが発生した際の対処方法(医師への相談あっせん

や休職制度の運用方法)については今回の内容ではとりあげませんが

前回とりあげた早期発見と上記の面接を行うだけで企業内の

精神疾患者や休職者が発生することを大幅に減らすことができます。

そして経営者の皆様に覚えておいて頂きたい

面接のもう一つの役割があります。

それは面接を行うことは、企業が従業員に対する健康配慮義務を

履行しているという事実を残すことにつながるということです。

(何かその社員の健康状態のことで問題のあった時に企業は

定期的に面接をし、労働者の健康状態の把握に勤めていた、

本人に確認をとっていたと主張する為の事実が残るのです。)

問題がかりに特定できずとも面接をすること自体

無駄ではないのです。

経営者の皆様必ず面接の際のやりとりや経過報告は記録に

残しておくようにしてください。

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