熊本の人事・労務管理のことなら社会保険労務士事務所プロセスコア。社会保険労務士・山下謙治。

組織の情報・価値観の共有のポイント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

おはようございます。

プロセスコアの山下です。

 

 

大分、朝夕が涼しくなってきましたが

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

 

 

先日、情報収集の目的で、

ある人事コンサル会社主催のセミナーに

参加してきました。

 

 

そのセミナーの中で講師の方が今の企業を

取り巻く環境について話された言葉が

印象に残ったのでご紹介したいと

思います。

 

 

それは、企業を取り巻く環境は

「5重苦」の状態であるという言葉です。

 

 

1.人手不足

2.賃上げ(最低賃金の引上げ)

3.時間外労働の規制

4.労使紛争の激化

5.社会保険料の負担増

 

 

話を聞いていて、なるほどーと、、

最近の法改正をみるとどれも企業から

見ると「向かい風」に感じるものが

多いので納得してしまったのですが、、、

 

 

後ろ向きに捉えても仕方がないので

「本当の実力」を持つ企業かどうかが

試される時代が来たと前向きに捉える

必要があると思います。

 

 

先見性をもって、スピード感を持って

チームを動かしていく

 

付加価値の高いビジネスモデルの構築

(創意工夫で勝負すること)

 

従業員の人が永く働きたいと思える

職場環境を構築する

 

時間あたりの生産性をいかに挙げるか?

能力や効率化の為の機材・ソフトの導入

・・・等々

 

 

一部分だけが良いというのではなく、

総合的にみてバランスの取れた企業が残る、

そういう時代に入ったと捉えるべきだと

思います。

 

 

皆様、いかがお考えでしょうか?

 

 

 

さて、今回のメールマガジンは、組織内の

「情報・価値観の共有のポイント」について

解説したいと思います。

 

 

よく経営者の方や管理職の方から、

何度いっても社員がルールを分かって

くれない、企業として大事にしている

価値観に沿った判断や行動を取ってくれない

といった、言葉を聞くことがあります。

 

 

私自身、情報の共有や価値観の共有を

図ることの難しさを感じることも多く、

感情的になることもあるのですが、

 

 

組織を運営する立場にある人は、

そもそも、何が良くて何が悪いのか?

どこまでが許されてどこまでが許され

ないのか?個々人育った環境や時代も

違うので、価値観が違って、ズレてくる

のが当たり前だと認識しておく必要が

あります。

 

 

また、人間の記憶力はあいまいです。

小学校や中学校の時に、復習の重要性を

伝えるためによく使われているデータ

「エビングハウスの忘却曲線と復習の関係」

を見る通り、

boukyaku

 

多くの人は、学習したことが2時間後には

その内容の40%以下になり、1日後には

30%以下になり、定期的に復習を重ねる

ことで記憶として定着することが知られて

います。

 

 

つまり、情報を共有したり、元々価値観の

違う人たちが共有し、同様の判断が出来るまでに

至るには、繰り返し、繰り返し、組織全体に

働きかけていく必要があるのです。

 

 

では、具体的に、どのような方法が考えられるか

主なものを下記にまとめてみました。

 

 

  1. ルールや判断を伝えるだけでなく、記憶に定着するように、なぜそのような答えになるのか?意図や背景も時間かけて伝えていく。

 

2. 話し合ったことや伝えたことが定着しているか?再度目に留まる用に議事録を必ず残し、

再確認をさせる仕組みを設ける

 

  1. 個人ごとの目標面談については、期間を開けすぎず、2.3ヶ月おきぐらいに目標設定とフィードバックをこまめに行い、上司、部下双方が目標を再確認する

 

  1. 会社の方針や目標など中長期的なものほど常に目に触れるよう掲示物を貼ったして、情報に触れる機会を増やす

 

  1. 今であれば、グループウェア等を上手に活用して、伝達事項をサーバー上に上げておき、検索機能を使って誰でもすぐに見返せるようにして、情報の蓄積も合わせて進めていく。

 

情報・価値観の共有は、チームの生産性やスピードに大きく影響し、顧客から見た企業全体に対する信用にも大きく影響します。

 

皆様の企業では、情報の共有、価値観の共有はスムーズに進んでいますか?

 

今回のメールマガジンは以上です。

お読み頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

→社会保険労務士事務所プロセスコアのホームページはこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加