2008.12.03

「徳積!」

「徳積!」

 先日、私ごとながら32歳の誕生日をめでたく迎えました。

誕生日の前日にある経営者の方からご自身が執筆された

本を頂くというすばらしい機会がございました。

その本と併せて一つの言葉を頂いたのですが、

その言葉とは、「徳積」→”徳をつむように”という言葉でした。

「なるほど~徳をつむようにか。」とその時は、あまり考えずに

納得していたのですが頂いた本を就寝前に読んでいて

よくよく考えてみると「徳とは何であろう?」と考え込んでしまいました。

「あの人は徳がある」という言葉を何気に使うことはあってもはっきり

徳とはこうであると自信を持っていえる言葉が見つからず、そういえば

小学校の頃、道徳の授業で「道徳とは何か?」というテーマに対して

生徒に自由に意見発表させるというような機会があったな・・・などと

随分昔のことまで思い出してしまいました。

 気になったので朝起きてから国語辞典で「徳」の意味を調べてみたところ、

徳の意味は、→「他人を心服させる能力・性格」とあり、あわせて心服の

意味を調べると、→「心のそこから服従すること」とありましたので

 「徳積」とは、「うわべだけでなく、心のそこから人を動かしたり、

 支援してもらえるような人間にるよう努力しなさい。」

という意味だと解釈しました。

 言葉の意味を正確に捉えて、今まで自分が「この人の為だったら仕事をしたい、

役に立ちたい」と思った人を思い返してみると、決して地位、役職、肩書きでなく

(指示通り動いたとしても、ここでいう心服には程遠く)、やはり人間的な魅力を

感じた人だと感じました。

人間的な魅力を感じた人の特徴は、

明るくて元気な人

おもしろい人

しっかり話を聞いてくれる人

よく褒めることができる人(自分の存在価値を認めてくれる人)

自分自身の考えやスタンスをはっきり持っている人、

そしてそれをはっきり主張できる人

夢が語れる人

知識が豊富な人

高い専門性を持っている人

たくさんの経験を活かしている人

周りの人の為に一生懸命になれる人、親身になれる人

自分の利益だけを考えない人

謙虚な人

等々・・・

こうやって洗い出していくと自分はまだまだ足りてない部分が

多々あるな~と実感しました。32歳の誕生日を機に、心から

支援したいと思わせる人間には何が必要か自分なりに考え直す

機会を頂いたと感じております。

本をプレゼントして頂いた方にお礼を申し上げます。

ありがとうございました。<(_ _)>

(と勝手に「徳積」の意味を解釈しておりますが、

今度本を頂いた方にお会いしたら「徳積」の意味を

詳しくお聞きしたいと思っております。)