目を引く求人広告のポイントその1~1位でなければダメな理由

目を引く求人広告のポイントその1~1位でなければダメな理由

今回は中途採用募集の際の求人広告誌へ広告掲載のポイントについてお話致します。

 

求人広告誌は、かける費用にもよりますが一般的な利用金額の範囲内であれば掲載する紙面はそう大きくはありません。

 その小さなスペースへの広告内容にこだわる必要があるのか?内容を変えても反応はそう変わらないのではないか?と考えられる方もいらっしゃるかもしれません。

 そう思われている方にぜひ読んで頂きたい内容です。

 

なぜ求人広告の内容にこだわる必要があるのか?理由は2つあります。

 

1.良い人材は求職者母集団の中でごく限られている

 企業側が「ほしい」と思える人材は10人に1~2人といわれています。業種によってはもっと少ないという業種もあるでしょう。

 

2.競争相手がいる

 あなたが優秀な人材がほしいと思っているように競合となる企業も優秀な人材がほしいと思っています。

一ヶ月程前に私の事務所でも求人広告を出しましたが同時期に同業の求人が2件程掲載されていました。

 

競合となる企業に優秀な人材との接点を先に持たれ、獲得されないようにしなければいけません。

 

求人広告を載せても採用したいと思える人材となかなか出会わないと感じているなら同業他社よりも求人の条件が平均を下回っているか、求人広告への工夫が劣っている可能性があります。

逆にいつも求人を出すと、応募者の中に採用してもいいなと思える人が1~2人は必ずいるという企業は(知名度がある等副次的な要因はあるかもしれませんが)どこか他社とは違う、応募者の目を引く求人広告の工夫をされていることが多いです。

つまり、良い人材をできるだけ採用したいと思うのであれば「経営」と同じように求人広告も同業他社の中で(少なくともあなたが応募してきてもらいたいと思っている求職者市場で)「1位」を目指す必要があるのです。

こんなことを書くと、「給与」や「休み」といった条件を競合他社より良くすればいいのか?と思われるかもしれません。

確かに求人の条件は、同業他社の平均以上を保障しなければ、そもそも応募者が集まらない結果を招く可能性があります。

求人条件は平均以上、その上でちょっとした工夫を凝らして、同業他社よりも優位性を保つ。応募者へ「最初に履歴書を送ってみようかな」「面接を受けに行こうかな」と思わせる動機づけを行わなければいけません。

では、どうやって動機づけを行なっていくか?
来週以降のメールマガジンでご紹介致します。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。