精神疾患の要因分析

精神疾患の要因分析

おはようございます。プロセスコアの山下です。

朝、結構涼しくなってきましたね。
夜、蒸し暑いので薄着で寝ると朝方肌寒く感じることがあります。

寒暖の差が大きいですので体調管理に気をつけて「元気」にいきましょう!

今回のメールマガジンは以下のトピックとなります。

テーマは、「元気!」

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■今回のテーマ
(1)採用後に明るく元気に働き続けてくれる人か見極める方法
(2)最近の労務関連TOPICS

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では、さっそくテーマ(1)

採用後に明るく元気に働き続けてくれる人か見極める方法

なぜ、今回このテーマでのコラムを書かせて頂いたかというとお客様から、社員が精神失調により会社に来なくなったという相談をここ最近立て続けに頂いたからです。

採用選考の際に、明るく元気に働き続けてくれる人かをどのように見極めるかが重要です。
お客様に次のような点で見極めるように勧めています。

● 出会った瞬間、第一印象で「明るさ」を感じるかどうか

選考時は次のような質問をするのもおすすめです。

・「自分が運が良いと思えるか?人との出会いに恵まれていると思うか?」(エピソードがあれば話してもらう)
・「何か運動やスポーツはされていますか?」
・「食事で気にかけていることはありますか?1日何食ですか?」
・「健康の為に何か気にかけていることはありますか?」

特に重要な箇所について説明していきましょう。

1つめ、第一印象の「明るさ」について

物事を前向きにとらえる習慣や楽しく過ごそうという気持ちの持ち主かどうかは全体の雰囲気から感じ取れるものです。面接をした応募者から警戒心の強さや、目が伏し目がち、話をした後に緊張や疲れを感じるような方は注意が必要です。

・「運が良い」、「人との出会い」に恵まれているかどうかの質問からは日頃から前向きな考え方ができる習慣を持った人か確認することができます。

・運動やスポーツについてですが意識的に、頭の中を真っ白にして何も考えない、気分転換をできる人かどうかも明るく自分を保てるかどうかのポイントになります。運動やスポーツに限らず、休日や休息時に趣味など息抜きできる習慣を持つ人か確認を取りましょう。

・食事は、人を良くすると書いて「食」と書くように、身体の中に入れる「食物」から脳細胞もできています。
できるだけ偏食せず、ファーストフード等添加物のあまり入っていない食べ物を取ることを意識しているかどうか確認を取るようにしましょう。

上記の点を総合的に判断して、明るく元気に働いてくれる人かどうかの判断をするようにアドバイスをさせて頂いております。

採用後も、安心せず、気持ちを上手にコントロールできるよう、前向きな考え方、生活習慣等を指導していきましょう。

2つめ、労務関連のトピックの紹介です。

ここ1~2ヶ月の労務関連の国全体の傾向や行政の動きをまとめております。
今後どのような国内環境になっていくか読み取ることができますのでぜひご一読くだい。

□■ 最近の動き(Topics)□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

  • 「同一労働同一賃金」に関する相談窓口を設置へ 厚労省(8月24日)

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厚生労働省は、各都道府県に同一労働同一賃金に関する相談窓口を設置する方針を示した。「非正規雇用労働者待遇改善支援センター」(仮称)として、2017年度中の業務開始を見込む。運営は各都道府県の社会保険労務士会などに委託し、年内に策定される予定のガイドラインを基にアドバイスを行う考え。

  • 「介護離職防止支援助成金」「65歳超雇用推進助成金」を創設へ(8月24日)

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厚生労働省の第2次補正予算案が明らかになり、「介護離職防止支援助成金」「65歳超雇用推進助成金」(いずれも仮称)が創設されることがわかった。前者は、仕事と介護の両立のための職場環境整備に加え、介護休業の取得・職場復帰や介護のための時差出勤制度などを実現した事業主に、後者は65歳以上への定年の引上げ、定年の廃止、希望者全員を対象とした66歳以上の継続雇用制度の導入のいずれかの措置を実施した場合に助成される。

  • 最低賃金 過去最高25円増で全国平均823円に(8月23日)

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今年度の最低賃金の改定額が全都道府県で出揃い、全国加重平均の時給は823円となった。25円増は過去最高の上げ幅。最高は東京都の932円、最低は沖縄県・宮崎県の714円で、10月1日以降順次改定される。
〔関連リンク〕すべての都道府県で地域別最低賃金の改定額が答申されました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000134251.html

  • 健康増進に努める「ホワイト企業」の認定制度を新設へ(8月23日)

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経済産業省は、従業員の健康増進に努める企業の認定制度を新設することを発表した。2020年までに500社の大企業を選び、「ブラック企業」と対照的な「ホワイト企業」として国によるお墨付きを与える。メンタルヘルス検査の有無や職場の分煙状況、産業医の人数などを考慮して選び、2017年初めに認定企業を公表する考え。

  • 確定拠出年金の運用会社「5年で見直し」を義務付け(8月22日)

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厚生労働省は、確定拠出年金を導入している事業主に対して、運用会社(金融機関)を少なくとも5年ごとに見直すことを義務付ける。見直しの義務付けに関する規定は6月に公布された改正確定拠出年金法に盛り込まれているが、施行日は今後政令で決まり、2018年からスタートする見込み。

  • 「受入れ人材育成支援奨励金」を拡充へ(8月19日)

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厚生労働省は、労働移動支援助成金の1つである「受入れ人材育成支援奨励金」を拡充することを決めた。同奨励金は「再就職援助計画」などの対象となった労働者を雇い入れて訓練を実施した事業主に対して助成するもので、年内にも助成額を最大で2倍増やし、1人雇うごとに80万円を支給する方針。
〔関連リンク〕労働移動支援助成金(受入れ人材育成支援奨励金/人材育成支援)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000037800.html

  • 外国人技能実習生に対する法令違反が過去最多(8月16日)

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厚生労働省は、2015年における技能実習生に対する労働関係法令違反があった事業所が3,695(前年比718増)で、最多となったことを明らかにした。立入調査は5,173事業所に対して行われ、最も多かったのは長時間労働(1,169事業所)で、安全基準違反(1,076事業所)が続いた。同省は悪質な事業所に対する摘発を強化する方針を示している。
〔関連リンク〕平成27年の監督指導、送検の状況を公表します
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000133506.html

  • 厚労省が「働きやすさ」が一目でわかるサイト開設へ(8月16日)

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厚生労働省は、どの企業で女性が活躍しているか、有給休暇の取得率が高いか等の「働きやすさ」が一目でわかるデータベースを作成し、2018年中にそれらを公表するサイトを開設する方針を示した。すでに女性活躍への取組みや若者の就労促進に積極的な企業の情報を集めたデータベースを開設しているが、新たに作るサイトではこれらを1つにまとめ、情報量や検索機能も大幅に拡大する。

  • 「高度人材」外国人の認定が5,289人に(8月13日)

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法務省は、日本で就労を希望する外国人で「高度人材」の認定を受けた人が2016年5月時点で5,289人となったことを明らかにした。2013年に要件が緩和されて以降、認定者が増加しており、政府は2020年末までに1万人の認定を目標としている。なお、永住権申請に必要な在留期間のさらなる短縮など、要件緩和についての検討を秋から開始する方針。

  • 外国人に訪問介護を認める方針 厚労省(8月11日)

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厚生労働省は、経済連携協定(EPA)により来日した介護福祉士に対し、訪問介護を認める方針を決定した。現在は特別養護老人ホームなどに限られているが、1人で高齢者の自宅を訪問し、食事や入浴などの補助を可能とする。対象は、東南アジア3カ国(インドネシア、フィリピン、ベトナム)から来日し、日本で介護福祉士を取得し経験を積んだ者。告示を改正して2017年4月から実施する予定。

今回のメールマガジンは以上となります。
お読み頂き、ありがとうございました。