熊本の人事・労務管理のことなら社会保険労務士事務所プロセスコア。社会保険労務士・山下謙治。

生産性向上の為の施策紹介

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おはようございます。プロセスコアの山下です。

 

 

暑い日が続きますね。先日、テレビで東京オリン

ピックの暑さ対策の一環としてクローズアップ

されているサマータイム制度導入のメリット・

デメリットが紹介されていました。

 

 

電力の節約に繋がる可能性がある反面、早めた

始業時刻の分、終業時刻も早くなることが厳格に

徹底されなければ、結局電力消費の節約に

継らないのではないか?という意見が出ていました。

 

 

個人的には、サマータイム制は、家庭で時計を

単に進めるという単純なことではなくて、

工場や会社等で時刻設定などにより生じる

コストやリスクが想定されると思いますので、

慎重に分析し、検討を進める必要があると

考えておりますが皆様はいかがお考えでしょうか?

 

 

今回のメールマガジンは、企業の生産性の向上に

ついて様々な施策が紹介されている書籍をご紹介

させて頂きます。

 

 

ご紹介する書籍は、

中小企業のための働き方改革成功の鍵

「生産性を上げる経営管理と労務管理」

著書…望月 敬介氏

(書籍の紹介ページのリンクです。↓)

https://www.amazon.co.jp/%E7%94%9F%E7%94%A3%E6%80%A7%E3%82%92%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%82%8B%E7%B5%8C%E5%96%B6%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%81%A8%E5%8A%B4%E5%8B%99%E7%AE%A1%E7%90%86-%E6%9C%9B%E6%9C%88-%E6%95%AC%E4%BB%8B/dp/4863262590/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1534251866&sr=1-1

 

 

生産性の向上は、国が推進する「働き方改革」の

目的の一つです。

少子化によって労働力人口が減少しても、

一人あたりの労働生産性を高め、企業競争力を

維持していくことが昨今、企業に要求されている

課題といえます。

 

 

企業での労働生産性を上げる施策として、様々な

手法があると思いますが、ご紹介する書籍は、

組織としての取り組みや、仕事の進め方、

労務管理の手法等企業の事例をもとに分かりやすく

紹介されています。

 

 

以下、本の一部を抜粋して内容を一部ご紹介

させて頂きます。

 

 

(組織内の制約条件の例・・抜粋)

◆ エピソード/優秀な部長の落とし穴

あるところに建設会社がありました。そこは

社長の信頼もひときわ厚く自他共に認める仕事が

できる優秀な部長がいました。

 

社長の悩みは建設現場の工期がいつも遅れて

しまいお客さんからのクレームが増えてきた

ことです。

 

現場監督を呼び出して工程会議を何度も行い

ましたがなかなか工期が短縮できません。

そこで社長は契約から入金までの自社の業務

フローを作り原因を調べてみました。

 

すると、納期遅れの原因はその優秀な部長

だったことが判明しました。

 

見積り、契約、設計、業者への発注などさま

ざまな業務は、すべてこの優秀な部長の決裁が

必要だったのです。まさにマルチタスク

そのものです。部長の机の上には未決済

の書類がうず高く積まれていました。部長が

会議や出張で留守が多くなるとその書類の山は

倍にも高くなっていました。

 

社長は、部門ごとの役割分担を明確にし、それ

ぞれの部門の責任者の決裁権の範囲を決め権限

を委譲しました。部長は重要事項の決裁のみに

特化させ決裁遅れを解消しました。また、部長の

不在時に急ぎの場合はSNSを利用した決裁シス

テムを作り制約条件を解消しました。

 

 

(注釈…冒頭の制約条件というのは、企業活動の

過程においてもっとも制約を受けてしまう部分の

ことです。

分かりやすくいえば、ボトルネック…瓶の首の意味で

瓶のサイズに関係なく、中身の流出量は狭まった首に

制約されてしまう、全体の生産性向上に最も影響する

部分のことを指します。)

 

 

(書籍抜粋に戻ります。)

制約条件を分析してみると、工場等でよく見られる

機械の能力などの物理的制約だけが制約条件になると

は限りません。

 

会社全体のパフォーマンスに大きな影響を与える

“希少リソース”が本来の仕事以外の雑多な仕事に

追われ、本来の仕事が集中してできなくなると

制約条件になってしまいます。

 

優秀な社員や期待されている人材ほど制約条件に

なりやすい傾向があります。なぜなら「できる人間」

に仕事が集中しがちになってしまうからです。

 

では、こうした“希少リソース”を本来の仕事に

集中させ全体最適にするとなぜ利益が最大化

になるのでしょうか?

 

制約条件である希少リソースの無駄遣いをやめて、

本来の仕事に集中させれば従来よりも制約条件の

パフォーマンスは向上します。制約条件のパフォ

ーマンスが上がれば必然と会社全体のアウトプットも

増えます。

 

すなわち、制約条件となっている希少リソースを

フル活用させることで、会社全体の生産性向上に

結びつくのです。もちろん、希少リソースが

本来の仕事に集中できるようにしただけなので、

固定費の増加や設備投資もありません。

 

 

以上・・生産性の向上を図る施策の一例

ですが、よく企業内で起こり得る事例では

ないかと思い、ご紹介させて頂きました。

 

 

書籍には、上記でご紹介した、制約条件以外にも、

生産性を向上するための、プロジェクトの推進方法

や、人事評価制度のポイント、変形労働時間制

の採用方法、時間外労働命令制度、パート社員や定年後の

再雇用者の上手な活用の仕方、業務の見直しの進め方、

会議の手法等々、短く、分かりやすい事例でポイントを

絞ってご紹介されています。

 

 

大変読みやすい書籍ですので是非、関心のある方は、ご一読ください。

(書籍の紹介ページのリンクです。↓)

https://www.amazon.co.jp/%E7%94%9F%E7%94%A3%E6%80%A7%E3%82%92%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%82%8B%E7%B5%8C%E5%96%B6%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%81%A8%E5%8A%B4%E5%8B%99%E7%AE%A1%E7%90%86-%E6%9C%9B%E6%9C%88-%E6%95%AC%E4%BB%8B/dp/4863262590/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1534251866&sr=1-1

 

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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