事務所通信4月号とビジネス上のコミュニケーション能力について

おはようございます。
プロセスコアの山下です。
今回のメールマガジンは、事務所通信4月号の
案内と「ビジネス上で求められるコミュニケーション
能力」についてのコラムです。
======================
事務所通信4月号のTOPIC
《改正パートタイム労働法のポイントを紹介》
◯一番のポイントは、正社員と差別的な取扱を
することが禁止されているパートタイム労働者の
範囲が拡大された点です。
詳細は、こちらから↓
《最近のセクハラに関する裁判事例の紹介》
男性管理職から女性社員に対してのうっかり
発言が大変なことに!男性社員は要チェック
です!詳細はこちらから↓
=======================
ここから「ビジネス上で求められるコミュニケーション
能力」についてのコラムです。
↓↓
「採用する人材に求める能力は?」という企業の
人事担当者へのアンケートに対して、
「コミュニケーションの能力が高い人」という
回答がよく見受けられます。
では、コミュニケーション能力が高い人って、
具体的にどんな人を指すでしょうか?
(別に回答はこれという正解があるわけ
でもないのですが・・・・)
先月、ある企業経営者の方が次のように定義されて
いました。(明快で個人的に納得したのですが、、、)
コミュニケーション能力が高い人とは、
自分の意図を100%相手に伝えることができる
能力と、相手の意図を100%聞き出したり、
質問できる能力を持っている人であると、、、、
事例をあげると、例えば、上司が部下に、
「この資料コピーとっといて」
という頼み方は、コミュニケーション能力が高い
人とはいえず、「明日までに、◯部、
左上をホッチキス止めして、どこに持ってきて
ほしい。」
といったふうに正確かつ漏れのない伝え方が
コミュニケーション能力が高い人といえ、
また、
上司から、コピー取っておいての一言しか
なくても、「いつまでに、◯部、こういった状態で
お渡しすればいいですか?」といった質問したり、
聞き取りができる人を
コミュニケーション能力が高い人といえます。
付き合いの長い人間関係であれば、細かな説明や
聞き取りは必要ないかもしれませんが、基本的には、
正確に意図を伝えることができる伝え手と、
伝達情報が100%ではなくても聞き出すことが
できる聞き手がいれば、組織上での仕事を円滑に
進めることができます。
また、このコミュニケーション能力は、一般の社員の方
よりも部下を持つ、経営者や管理職の方により求められる
能力かと思います。なぜなら、仕事を依頼したり、指導する
機会が圧倒的に多いからです。
部下に仕事を依頼する際に忙しさを理由にしたり、スピードを
重視しすぎて情報伝達不足がでてはいないでしょうか?
自分にとって出来て当たり前のことだから、指導の際に
説明を端折ってはいないでしょうか?
相手のレベルに合わせた配慮が求められます。
情報不足の伝え方は、もう一度指示の出し直しや、
再度確認作業が増えたりしてかえって時間を
取られることにもつながります。
急がば回れで、丁寧なコミュニケーションを
心掛けたいものです。
皆様の組織内でのコミュニケーションは
スムーズに行わていますか?
今回のコラムは以上です。
お読み頂き、ありがとうございました。