「徳積!」
先日、私ごとながら32歳の誕生日をめでたく迎えました。
誕生日の前日にある経営者の方からご自身が執筆された
本を頂くというすばらしい機会がございました。
その本と併せて一つの言葉を頂いたのですが、
その言葉とは、「徳積」→”徳をつむように”という言葉でした。
「なるほど~徳をつむようにか。」とその時は、あまり考えずに
納得していたのですが頂いた本を就寝前に読んでいて
よくよく考えてみると「徳とは何であろう?」と考え込んでしまいました。
「あの人は徳がある」という言葉を何気に使うことはあってもはっきり
徳とはこうであると自信を持っていえる言葉が見つからず、そういえば
小学校の頃、道徳の授業で「道徳とは何か?」というテーマに対して
生徒に自由に意見発表させるというような機会があったな・・・などと
随分昔のことまで思い出してしまいました。
気になったので朝起きてから国語辞典で「徳」の意味を調べてみたところ、
徳の意味は、→「他人を心服させる能力・性格」とあり、あわせて心服の
意味を調べると、→「心のそこから服従すること」とありましたので
「徳積」とは、「うわべだけでなく、心のそこから人を動かしたり、
支援してもらえるような人間にるよう努力しなさい。」
という意味だと解釈しました。
言葉の意味を正確に捉えて、今まで自分が「この人の為だったら仕事をしたい、
役に立ちたい」と思った人を思い返してみると、決して地位、役職、肩書きでなく
(指示通り動いたとしても、ここでいう心服には程遠く)、やはり人間的な魅力を
感じた人だと感じました。
人間的な魅力を感じた人の特徴は、
明るくて元気な人
おもしろい人
しっかり話を聞いてくれる人
よく褒めることができる人(自分の存在価値を認めてくれる人)
自分自身の考えやスタンスをはっきり持っている人、
そしてそれをはっきり主張できる人
夢が語れる人
知識が豊富な人
高い専門性を持っている人
たくさんの経験を活かしている人
周りの人の為に一生懸命になれる人、親身になれる人
自分の利益だけを考えない人
謙虚な人
等々・・・
こうやって洗い出していくと自分はまだまだ足りてない部分が
多々あるな~と実感しました。32歳の誕生日を機に、心から
支援したいと思わせる人間には何が必要か自分なりに考え直す
機会を頂いたと感じております。
本をプレゼントして頂いた方にお礼を申し上げます。
ありがとうございました。<(_ _)>
(と勝手に「徳積」の意味を解釈しておりますが、
今度本を頂いた方にお会いしたら「徳積」の意味を
詳しくお聞きしたいと思っております。)