労働コンプライアンスの実現に向け、企業の「就業規則の適法性」「賃金分析」「社会保険加入」
「給与計算適正運用」「社員の意識や風土分析」などの観点からクライアント企業様の人事労務管理の状況を徹底的に診断・監査し、ベテラン人事総務担当者も気付かない潜在的リスクを発見、解決します。

課題

  • 労務管理上の規程や業務に違法な点があるかもしれないのでチェックしてほしい
  • 給与計算や社会保険事務、安全衛生管理が適正に行われているか、専門家の目でチェックしてほしい
  • 求人募集や採用方法、従業員の教育制度や評価、処遇の決定方法等自社のやり方は他社と比較して適切か知りたい
  • 従業員を採用してもすぐに退職してしまう、その原因がわからない

監査とは

労務監査について

労務監査とは、企業の人事・労務管理業務の実情が労働基準法などの法令に照らして適法な状態かどうかについてチェックする作業です。

この監査は、労務管理の専門家であるプロセスコアが第三者の視点で中立・客観的な立場で実施します。監査の対象となる事項は、 募集・採用手続、社内規程の内容、賃金管理、労働時間管理、安全衛生、労働・社会保険等々多岐にわたります。

組織監査について

人事制度の運用状況について、主に組織の「理念・方向性の共有」、「採用・教育活動」、「規律、役割の認識の共有」、 「指示命令系統のスムーズさ、権限の移譲」、「情報の収集、発信、会議の手法」の 5つの項目にそって組織の機能性をチェックして課題点の洗い出しを行う作業です。

労務監査・組織監査の目的

労務監査・組織監査の目的は、自社内に潜む労務リスクを発見し自ら改善することで、コンプライアンス経営の推進を目指し、 職場環境を改善すること。そして、組織の活性化を図り、従業員の定着率や生産性の向上を高めていくことにあります。 労務監査・組織監査の主なチェック項目は以下のとおりです。

労務監査チェック項目

  • 労働時間管理の状況や割増賃金の適正支払、各種協定書の整備状況のチェック
  • 就業規則及び関連規定が最新の法令に対応しているかチェック
  • 健康診断の実施状況や安全衛生管理体制の運用状況のチェック
  • 社会保険・労働保険の手続が適正に行われているか運用上のチェック
  • 時間外割増賃金の計算や社会保険料、各種税金など給与計算の実施内容のチェック

組織監査チェック項目

監査ご依頼までの流れ

下記のステップで労務・組織の監査をさせて頂きます。

STEP.1 監査実施準備

実施期間、日程、聞き取り調査対象者等の確認、監査規程・資料準備依頼のお打ち合わせをさせて頂きます。

STEP.2 監査対象書類、帳簿の確認

現在のクライアント企業様の社内規程、法定帳簿の整備状況の確認をさせて頂きます。

STEP.3 事業概要調査

企業組織概要、事業の種類、資本金、従業員数、社内人事組織図、職務分掌等の企業全体の事業概要を調査致します。

STEP.4 関係書類の審査

就業規則、労使協定、雇用契約書、労働者名簿、出勤簿、賃金台帳、行政機関等への届出・報告書類など社内関係書類を審査いたします。

STEP.5 運用実態の審査

従業員の募集・採用手続、社会・労働保険手続、勤怠(労働時間、休日、休暇)管理、安全・衛生管理、 ハラスメント対策、継続雇用制度、育児介護休業制度、その他人事労務管理に関する運用事項についての審査を致します。

STEP.6 採用戦略・人事制度の審査

採用戦略(求人条件、求人広告媒体等の内容)の確認、評価制度、賃金・退職金制度、資格・等級制度、 昇格・昇給基準、教育制度、福利厚生制度などの人事制度に関する審査を致します。

STEP.7 監査報告書作成、提出

これまでのステップを経て、関係書類の不備や運用状況においての不適正事項、制度の見直しや改善が可能と思われる事項について レポートをまとめて報告させて頂きます。

STEP.8 改善策のご提案、サポート

指摘事項を受けた後、分析をし、改善策のご提案とその改善のサポートをさせて頂きます。