(8月9日配信のメールマガジンの一部です。)
最近クライアントの経営者の方々とお話を
していると
「仕事が進まない!」
「時間がなかなか確保できない!!」
という声をよくお聞きします。
おそらく、お客様が言っている自分の「仕事」
というのは、0から1を生みだすような創造的な
仕事、新しい商品やサービスを生み出す、顧客を
作る、仕組みを構築するといった社長が取り組
まなければいけない仕事を指しているかと
思います。
当然その為には思考を繰り返し、行動する時間を
確保する必要があると思うのですが
自分にとっても一つの課題でもありましたので
時間を確保する方法はたくさんあると
思うのですが、まずは社員への仕事の割り振りを
どのように工夫されているか何人かの経営者の方に
お尋ねしてみました。
答えは皆様それぞれで・・
自分のやるべきこと、社員のする仕事
を明確に分けて、社員のする仕事には関しては
緊急の際や社員が相談に来たり、本当に困って
いるような際にしか口を出さないようにしている。
心配でも手を出さない。鉄のルールを引く!!
社員自身に考えさせた方が結果的に本人も
成長するから
というアドバイスもあれば・・・
急がば回れで教育に時間をかける。最初は余計時間が
取られるかもしれないが後々自分が楽になるので
教育に時間を投資する。
といった意見や
教育ができる人間を育てると楽だから教育できる
人間をまずは育てる
そして
繰り返し教える手間を省く為にマニュアル化できるもの
は書面に落とし込んでマニュアル化する
等・・・
おそらく、100人の方に聞けば100通りの
答えが出て、企業の状況や人によって対応も
変わるテーマだと感じました。
ただ、お話をお聞きして一貫してお尋ねした方々から
感じたことは、ごく当たり前のことかもしれませんが
目先の仕事にとらわれず
長期的視点に立って物事を考え、動いている
ということでした。
自分自身も現状を出来るだけ正確に把握して、
目先にとらわれず行動したいという思いを
強く持ちました。
メールをご覧になられている方で自分はこんな工夫や
取り組みをしている等ご意見・アドバイスがあれば
ぜひお聞かせください。
メールでもお会いした際でも遠慮なく一声お声掛頂けれ
ばと思います。
今回のメールマガジンは以上です。お読み頂きありが
とうございました。
私の好きな言葉に「下事に通じていなくてもよいが、
下情には通じていなければならぬ。」という言葉が
あります。
上司は、部下の仕事を細かく把握する必要まではないが、
部下が今どのような心境にあるのか?仕事以外のことでも
悩みや不安を聞き、相談にのる思いやりが必要だという
意味です。
先日、お客様の経営者の方と話をしていてこの言葉を
思い出しました。
その経営者の方いわく、人事や総務を務める人には
特に、
勤怠記録を集計した際に、残業時間の多い社員に
なぜ残業が多いのか?無理をしていないか?
聞き取りをする配慮だったり、
普段から社員の様子を観察して、ちょっとした
変化が見られたら
「○○君、元気?」とか「なんかあったか?」
と声をかけてあげられるような、洞察力を持っていて
ほしい。そして組織の潤滑油の役割を果たしてほしいと。
このことは、別に人事総務の担当者に限ったわけで
はなく、部下を持つすべての人に必要なことだと
思います。
私自身も普段から気をつけるようにしているのですが
忙しく余裕がなくなると、できてるかな?と時々
自分を疑うこともあります。(^_^;)
いろいろコーチング等の上手にコミュニケーションを
とる手法もありますが、前提として、
まず一緒に昼食をとったり、
世間話をしたり、相手の今関心のある話題が
どんなことか聞いたり、相談にのること、あと笑いを
とることが組織の連帯感を高めるのに必要なの
かな~と思っています。
ということでお読み頂いた人事総務担当者の方へ
まずはコミュニケーションをしっかりと!法律のことは
私に聞いて頂ければ良いので(笑)
購読している雑誌プレジデントから
↓↓
「気づいたらすぐにメモしろ」
(小林製薬)小林 豊社長の言葉
人にいきなり「考えろ」「アイデアを出せ」と
言われてできるものではありません。
日頃から周囲を観察して情報を蓄積しておく
準備がいります。
私自身出かけたときに小売店を覗くのが
習慣になっていて、~省略~
例えば、ファッションセンターしまむらとユニクロ
を見比べて、売り方の違いが業績にどう反映
されているかを見るのは非常に勉強になります。
そして、内ポケットにいつも手帳を入れておき、
気づいたことはすぐにメモする。夜中に地震が
あってもメモだけは持って逃げられるように、鞄に
入れてベッドの側においてから床に就くんです。
以上↑↑
自分もよく経営を良くしていく為には?メールマガジンで
お客様が関心があるネタ喜んでもらえるネタは何か?等々
いつもアンテナを立てているつもりですが、ほとんどが、
お客様と打ち合わせしたり居酒屋で経営者の友人と話を
している時に「これいける!!」というふうにアイデアが
浮かびます。あとはゆっくりお風呂入っている時とか・・・
せっかくわき出たアイデアは忘れず大事にしたいですね。
(自分は頭ぐるぐる使ってるわりに忘れっぽいんで
特に注意!(^_^;) )
ぜひ習慣化したい行動です。
今週末、若い顧問先の経営者の方とお話して感じたこと
それは、「若い経営者の方の相談内容には共通項がある」
ということです。
昨年を振り返り、よく繰り返しご相談を受けたことを
ピックアップしますと
優秀な人材の確保といった観点から
・求職者をいかに幅広く集めれるか
・失敗を防ぐ採用面接の方法
そして採用後に
・採用時の給与額や昇給額をいくらぐらいにすれば良いか
・店舗や部下の管理を任せれる管理職をどうやって育てれるか
・雇用契約書や就業規則・給与規程といった社内規程の整備
・思ったような人材でなかった人をどうやって辞めさせるか
・社員の定着率をいかに向上していくか
といったところでしょうか?
こういったご相談を話される経営者の方はうかない顔を
されており、現在会社の売上、利益に影響はでていないと
いった経営者の方でも同様の顔をされます。
おそらく経営者の方の頭の中では、これらの問題がなければ、
・もっと自分の思い描いた経営計画がスピーディーに実行できたのに・・
・離職率が高くならなければ社員教育を繰り返す手間や人件費が省けたのに・・
・求人広告費を減らせたのに・・・
・ 組織管理について自分が目を光らせておかなければ・・
といった不安もなくなるのに
・社長の仕事(未来のための仕事)にもっと専念できたのに・・
・何か手を打たないとこのままではまずい!
といった考えが頭をよぎっているではないかと思います。
上記の相談内容は、
社長歴10年20年といった方であれば、ある程度経験や
知識を積まれていらっしゃるので対応できる部分もあると
思うのですがどうしても若い経営者の方は、経験や専門
知識が不足してしまいがちですので
どう対処していいかわからない、
わからないまま対応しているから障害が出る
組織作りに時間がかかる
といった悪循環に陥りやすいのです。
そういった悪循環に陥らず、
「最短距離で組織作りができる」、
「社長の仕事に専念できる環境づくり」
を作る為に私共の事務所で日頃培われいる、
人事・労務管理のノウハウ、経験、法律知識、
実際の事例などの質の高いソフト資源を
提供できればと思っております。
今週末、お客様とお話してそういう気持ちを
改めて持った次第です。頑張ります!!(^-^)
昨日、毎月1回福岡に出張し、参加させて頂いている
社会保険労務士法人 ほし事務所の帆士先生の
人事制度勉強会「賃金塾」に参加してきました。
勉強会がお昼からだったので朝から熊本駅からの電車に
乗ったのですが、偶然にも親しくさせて頂いている税理士の
先生と乗り合わせたので、福岡までの電車内でいろいろと
情報交換をさせて頂きました。
いろいろと良い刺激を頂いたのですが、
特に印象に残った言葉は次の一言。
「自分達は国から国家資格をもらっているから仕事ができて
いるところがある。他の起業家に比べれば、国から守られて
いて、優遇されている。お客様から「先生」とか呼ばれること
もあるけど勘違いしてはいけない。常にお客様に対して尊敬
の念を持ってあたらなければならない。」
お聞きして本当にそのとおりだと思いました。
他の企業に比べれば、起業にあたっての自己資金もそれほど
必要なく、原材料や商品といった物質的な「仕入れ」や在庫を
抱えたりすることもないので、ずっと金銭的なリスクは少ないし、
(労働集約型のビジネスなので知識の仕入れや長時間労働に
なりやすいですが、)他のビジネスに比べればずっと起業しやすい
ビジネスであることは間違いなく・・・
常に顧問先のお客様に尊敬の念を持って接しよう、
お付き合いをさせて頂こうと改めて思いました。
勉強会でも帆士先生の人事制度の今まで培ったノウハウを
たっぷり吸収させていただきましたが、今日はそれ以外にも
とても大切なことを改めて考えさせられました。
夕暮れの熊本駅↓↓
明日もがんばろ!!
最近年が近く、親しくさせて頂いている経営者の方と
食事をする機会があった。
その食事の席で彼から一言。
「人生なんて瞬きみたいなもんですよ。この10年
振り返ったらあっという間だったでしょ。
自分がしっかり動ける時間なんてそんなにないん
だから目的持って自分の命を精一杯燃やしましょうよ!
出し惜しみしたらいかんですよ。」
臭いことさらっというな~って思って聞いていたけど
なんかうれしかった。自分と同じだ。この人って思えた。(笑)
いろんな人生があって良いと思うし、答えは一つでは
ないと思うけど、自分はやっぱりそんな人生を歩みたいかな~。
なんて改めて思った今日この頃です。(^_^)
木曜日のお昼にある方のご紹介でフォーラム21
経済交流懇話会の荒木先生の講演を伺う機会がり、
また、金曜日の夜にはいつも参加させて頂いている、
一期一会の例会で日本銀行 熊本支店長の平田先生
の講演を伺う機会がありました。
この講演に共通していたテーマ、それは、
今後のアジアの中での日本、そして九州、熊本を考えた
時に発展の為に何をしていくべきか?ということ。
自分も、テレビを見ながら、国会でも政治と金の問題が
長く取り上げられている状況をみて、
「ほんとにこのままで大丈夫なのか?」という漠然とした不安と、
「具体的に何をすればいいのか?」
「個人レベルで何ができるのか?」
「そもそも個人個人の取り組みでは影響力が
小さすぎるのではないか?(無駄に終わるのではないのか?)」
という疑問も併せ持っていたので今回の二つの講演はとても
興味深く聞かせて頂きました。
今回のブログでは、上記の自分の疑問の答えとなるような言葉を
平田先生から、講演終了後の打ち上げでお聞きしたのでご紹介
させて頂きます。
(お聞きした言葉を自分なりに解釈して記載しておりますのでご容赦ください。)
以下↓↓
~今の若い人が中心となって、今の自分達の個人のこと、世代のこと
だけを考えるのではなく、50年後100年後の自分達の子供達の世代
が豊かな暮らしを送れるように、今何を為すべきか?
個人個人が自分の持っているフィールドを活かしてアクションを起こして
いくことが必要~。
大きな変化のうねりは、小さな活動の積み重ねの先にある。
小さくて無意味と思えるようなことでも自分達が将来の世代の為の「礎」
になる気持ちをもって行動に移さなければならない。
キーワードは、「夢」と「ビジョン」と「実行力」。
上記の言葉をお聞きして、「意味がないわけじゃないんだ」と思える
ことがいくつもあり、何か自分の中で胸が熱くなるものを感じました。
今、ニュース等で不況不況と叫ばれてはいますが、個人的には
今の日本は、世界全体から見ればとても裕福な方ではないかと
考えています。しかし、その裕福な今の暮らしがあるのは、過去の
世代の人達が、全体を良くする為に何を為すべきか?考え、行動に
移してきたからであり、今の自分達も同じように、将来を考え、行動に
移す必要があると思います。
自分を大事にしつつ、全体も大事にする。
全体を大事にすれば結果自分に返ってくる。
そんな軸を「現在」だけではなく、「過去」、「将来」といった視点を
持って考える必要があることを考えさせられました。
何かとりとめのない文章ですが・・・、
「小さな動きで無意味と思えることも将来の礎になる。」
そんな風に考えて今からのいろいろな活動に取り組んで
いきたいと思います。
今週末は、木、金、土曜日と三日連続で飲み会でした。
お酒はそんなに飲める方ではないのですが、
お客様や友人との距離を縮めるうえでとっても大事
な時間だと思っていますし、ある意味仕事をしながら
生き抜きができる、とっても貴重な時間だと
思っています。(^^))
それにしてもこの三日間はお客様、友人を含め、
いろんなジャンルで活躍されたり、がんばっている人と
お会いできたような・・・
そうした人に会えば会うほど、
昔からの慣習がこうだから、
ルールがこうだから
周りがこういうから
よく思われたいから
こうせねばならぬ、
こうあるべき
といった自分の中で無意識のうちに
作り上げた価値観がたくさんあることに気づかされます。
もちろん、必要な価値観もありますが、
「ほんとに必要なのか?」という問いを
投げかけても良い価値観が多くあること
に気づかされます。
そういえば独立するちょうど1年前頃に、ある人から
「これから5年くらいかけて自分の中にある不要な
価値観の枠を外す作業をしてください。」
とアドバイスを頂いていたことを思い出しました。
当時は何のことやら?と思っていましたが、なんとなく
その意味が分かってきたような・・・
考えていくと、まだまだあるんだろうな。外してよい枠が・・・
分かっていても急には変わらないかもしれない。
けどちょっとずつ外す努力をしていこう!
小さくまとまるな!でっかく行こう!(^u^)
前号の続きです。(話が分からない方は前の記事からお読みください。)
K君が尋ねると、西村先生は確かこんな風に答えられたと思います。
「最初は、「お客さんがほしい!」と思っていたが
ぜんぜん増えなかった。
けどある時「お客様が頼みたくなる、そして
紹介したくなる税理士像ってどんな人物か」
紙に一つずつ書き出していった。
そしてそれにとにかく近づくように努力していった。
そうしたら周りの人から少しずつご紹介を頂いたりして、
お客様が増えていくようになった。
この発言を「へえ~」とK君と二人でうなずきならがら
聞いていたことを今でもはっきりと覚えています。
年齢は、三つ上の先輩であり、そんなに極端に年齢が
離れているわけでもなく、同じ士業で、自分より先を
いかれている経営者の方の言葉でしたのでとても印象
に残りました。
この言葉を聞いてから、いつもこの問いが頭の片隅に
あり、自問自答しながら日々を過ごしているような気がします。
(おかげさまで、このネタで山の手線ゲームをやったら
誰にも負けない自信をつけることができました。(^^)v
というのは半分冗談で、少しずつですが、周りの方々
からお仕事をご紹介頂いたりと感謝の日々を送ることが
できております。
士業は別名「サムライ業」といい、基本的には、物を売る
のではなく、クライアントに対して自分の専門知識や情報、
経験を提供することを生業(なりわい)としています。
つまり、”人”そのものが商品といえます。
=人格を高めていくことが仕事に直結してきます。
これからも「頼みたくなる、紹介したくなる」=社会に必要と
される人間になれるよう、精進していきたいと思います。
となんだか決意表明みたいになってきましたが、え~最後に
西村先生、ご結婚おめでとうございます!(^-^)
自分も負けないように頑張ります!