労務に関する最近の動き 2026.3

直近1ヶ月から2ヶ月の労働行政の動きや新聞記事をまとめたものです。
今後の人事・労務関連の次の一手を打つための情報として、是非ご一読下さい。
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1.25年の実質賃金 4年連続マイナス(2/9)
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厚生労働省は9日、2025年の毎月勤労統計調査(速報)を発表した。
実質賃金は前年比1.3%減で、4年連続のマイナスとなった。名目賃金は月平均で前年比2.3%増の35万5,919円で、伸び率は33年ぶりに2年連続の2%超えとなったが、物価高騰に賃金が追いつかなかった。
同時に発表された昨年12月の実質賃金では、前年同月比0.1%減で12カ月連続のマイナスだった。
2.不妊治療の通院費8割補助へ(2/12)
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こども家庭庁は2026年度から、1時間以上かけて不妊治療に通う場合の交通費を補助を新設する。公共交通機関を利用した際の費用やガソリン代を対象に、10回を上限に8割を補助する。あわせて、産後の健診は2回、産後ケアは7回、乳幼児健診は6回を上限に、移動に1時間以上かかる場合、同様の補助を行う。いずれも希望者は市区町村に申請する。
3. 高市首相 裁量労働制の見直し表明へ(2/18)
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17日、高市首相が20日に行う施政方針演説の原案が判明し、経済成長戦略の一環として、裁量労働制の見直しを表明する方向で調整していることがわかった。
一方で、「副業・兼業にあたっての健康確保措置の導入」「テレワークなどの柔軟な働き方の拡大」なども盛り込まれ、幅広い働き方を促す見通し。
4.雇用保険料率の引下げを決定(2/27)
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厚生労働省は、2026年度の雇用保険料率を全体で1.45%から1.35%に引き下げることを、26日に決定した。2年連続での引下げとなる。失業等給付は0.7%から0.6%へ引下げとなり、育児休業給付(0.4%)と雇用保険二事業(0.35%)は据え置かれる。
5.Gビズポータル3月開始 行政手続が円滑に(2/22)
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政府は、事業者が行政手続を円滑に行えるよう支援するポータルサイト(Gビズポータル)を3月にリリースする。行政手続や補助金の情報をオンラインで一括して検索でき、提出書類をクラウド上(電子ロッカー)で保存できる機能、一度作成した書類を別の手続きでも使用できる機能などを備える。
補助金情報はキーワード検索ができ、一部の補助金は関連情報の表示、申請手続、審査結果の確認が一貫してできる。
出典:(株)日本法令 SJS Express
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