若者の働き方に関する意識調査から分かること

おはようございます。プロセスコアの山下です。
長いGW期間が過ぎ、皆様いかがお過ごしで
しょうか?
お客様から
連休も通常通りお仕事をされていたという声を
お聞きしたり、
連休が長く、かえって仕事が溜まってしまったと
いう声をお聞したりと、(弊所もどちらかというと
後者に当てはまっておりますが、、、^^;)
それぞれ大型連休についての休日数やシフトの
調整について考えられる点が多かったのでは
ないかと思います。
休日が多かった分、平日の残業が多くなって
本業に支障がでるようではいけませんし、
1ヶ月や1年といった長いスパンで見た際に
労働時間が適正な範囲に収まっているのか、
生産性が向上しているのか、検討して
いく必要があると思います。
さて、今回のメールマガジンは、求人対策を
考える上で重要な、若者の働き方に関する意識調査
について触れたいと思います。
======================
今回のトピック
若者の働き方に関する意識調査から分かること
======================
「求人を出しても応募がこない」
「応募はあるけど、応募者数が少なくて良い人が
こない、選べない」
そんな悩みをお客様から聞かない日はないぐらいの
状況下になってきているように感じます。
この状況下を少子高齢化だからという外的環境の
理由にして何も行動に移さないと企業の成長は
おろか、淘汰される厳しい環境下に入ってきて
いると思います。
では、求人対策として何をすれば良いのか?
国内での採用を考えていく上でまず重要なことは、
相手を知ること…今の若者の考え方を知ることから
始まると思います。
そこで今回のメールマガジンは、
日本最大級の求人情報サイト、エン・ジャパンが
運営する総合求人/転職支援サービス「エン転職」が
2017年9月29日に行った、「仕事の価値観」について
のアンケート調査結果について触れたいと思います。
(調査は、エン転職を利用する20代の男女を対象とし、
2287人から回答を得たものです。)
アンケート結果が掲載されているサイトは下記から
閲覧できます。↓↓
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1710/10/news050.html
20代の若者が「仕事に求めること」の調査結果に
よると
上位順にいうと
1位が「プライベートを大切に働けること」(59%)
2位が「人間関係の良い職場環境で働けること」(55%)
3位が「自分らしい生活ができること」((40%)
であり、下の順位は、
6位「より多くのお金をもらうこと」(36%)
7位「人や社会に役に立つこと」(34%)
8位「専門スキルや知識が身につくこと」(33%)
となっていました。
このデータを見ると、
企業側の視点では、給与を上げれば人が集まると
考えがちですが、それだけでは足りず、また、
必ずしも給与が高い企業でないと人が集まらない
わけではないともいえると思います。
(あまり同業他社と比較して低いと問題
ですが、同業他社の中でできれば上位3.4割に入る
くらいを目安にして良いと思います。)
また、「仕事をする上でやりがいを感じること」に
ついての調査結果は、
上位順にいうと、
1位「スキルアップや自分の成長を実感すること」53%
2位「興味のある分野の仕事をすること」40%
3位「自分の提供した仕事に対して顧客が満足すること」39%
とあり、下の順位に
6位「新しいことに挑戦すること」
7位「責任ある仕事を任されること」
「尊敬できる上司や先輩と仕事をすること」
8位「チームで仕事をすること」
となっており、個人の成長や自分の適性に
あった仕事を通じて人の役に立ちたいという
欲求が強いことが伺えます。
(私の個人的な感想ですが、20代の人達と
交流する中で感じることは、40代以降では
当たり前のように思われがちな、
社会人としての「〇〇すべき」とか、
「○○しなければ」といった、いわゆる社会常識
を固定概念のように若者に当てはめようと
すると非常にコミュニケーションギャップ
というかズレを感じてしまうような気が
しています。)
このデータ結果を素直に読み解くと、
自社の求人サイトや求人広告媒体に掲載する情報に
ついて、以下の情報が記載していく必要が
あるでしょう。
「仕事だけでなく、個人のプライベートの時間も大切に
している企業であることが分かるものになっているか?」
「人間関係の良い職場環境であることが伺い知れる
ものになっているか?」
また、
「新人から経験を積むことでどのようなキャリアを
積めるのか?
キャリアプランをイメージさせるものがあるか?」
「職種に応じてどのような適性を持つ人が
向いているか? 」
「仕事を通じてどんなやりがいを 感じることが
できるのか?」
「自分のした仕事が誰にどんなふうに喜んで
もらえるのか?」
(※注意書きとして
あくまで統計データですので、すべての人に上記の
ような傾向が当てはまるわけではなく、
自社の企業に必要な人材はどんな人材か?という点も
併せて検討していく必要があると考えます。)
皆様の求人サイトや求人情報の内容は
いかがですか?
ぜひ一度チェックしてみて頂ければと
思います。
(アンケート結果が掲載されているサイトは下記から
閲覧できます。↓↓)
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1710/10/news050.html
今回のメールマガジンは以上です。
お読み頂き、ありがとうございました。