伝え続ける努力

伝え続ける努力

おはようございます。

 

プロセスコアの山下です。

 

最近、お客様からの相談案件で、

社員が社内でのルールを守らない、

お客様の信用失墜につながったり、

他の社員に示しがつかないので

どうにかしたい!

という相談を多く頂いています。

 

 

どこの企業でも起こりえる問題かと思います。

 

 

私自身も少人数ではありますが、スタッフが

おり、所内でのルールが守られていないことが

あると、「何故守れないのだろうか?」と

頭を悩ませることがあります。

 

 

しかし、先日、相談案件の中で何度か

クライアント様の社員面談に同席させて頂いて、

一つ気づいたことがあります。

 

 

それは、ルールを守ることができない社員の

方は、普段から経営者や管理職の方が当たり前

だと思うルールを守ることの重要性や意義を

認識していないということです。

 

 

一言でいえば、知らずに悪気なくやっている…

 

 

ルールを守らないことに対する善悪の判断、

それが将来、どういう影響を及ぼしえるのか?

どのようなリスクや重大性が潜在しているのか?

 

 

ということに対する認識が大きく欠けているの

です。

 

 

 

例えば、

経営者からすると、ルールを守らないのは

その人一個人の問題ではないと考えています。

 

 

一人が規律を守らなければ、ルールを守って

いる社員もあの人がやっていないから私も・・・・

といった風潮となり、組織全体に悪い影響を

及ぼしえるという全体視点で考えていますが

 

 

そういった認識を持っていない社員は、「仕事は

やることやっているから、多少ルールを守らなくても…」

といって自分のルールを守らないことはそれほど

重大なことではないと認識しています。

 

 

ですので、経営者や管理職の方は、ルールを守らない

ことはどういう問題につながる可能性があるか、本人に

考えさせるよう促したり、伝え続けなければ

なりません。

 

 

そんなこといわなくても…ということを

できるだけ分かりやすく噛み砕いて、本人が

本当に気づくまで、何回も繰り返し伝え続け

なければなりません。

 

 

(人は誰しも自分が持っている一般的な考え方や

常識を、誰もが同じように持っていると思いがち

ですが、その考えを外していく必要があります。)

 

 

ルールを守らない社員を強く注意したり、

ペナルティーを課す前に、なぜそのような

行為や態度にいたるのか?まず確認し、

もし、そのルールの重要性や意義を認識

できていないようならそれを強く訴え、

要望していく必要があります。

 

 

今回のメールマガジンは以上です。

お読みいただき、ありがとうございました。